現下の建設産業は、バブル経済崩壊後における不良資産処理等が容易に進行しないなかで、経済の低迷に伴う企業の合理化をはじめ、完全失業率が一段と低下するなど厳しい経営環境下におかれております。
このため政府は「建設産業構造改革3カ年計画」や「建設産業再編促進策」を発表して、建設産業の構造的な転換を進めようとしておりますが、今後建設産業の変革が進行しますと、より厳しい雇用情勢の悪化が予測されることから、雇用の確保を図るうえからも失業なき労働移動を支援するしくみへの一層の取り組みが必要となっております。
このような経済・雇用情勢のもと、(一社)全国建設業協会では建設産業における人材の活用や産業間における円滑な労働移動をめざして「建設産業雇用セーフティネット構想」を策定いたしました。
本協会といたしましては、この構想に賛同し、(一社)全国建設業協会の「雇用情報ネットワーク」のページを(一社)北海道建設業協会のホームページにリンクさせて、今後の人材の出向・移籍の情報や助成金等の情報など、建設産業の雇用にかかる種々の情報の提供に協力してまいります。
このページをご覧いただいた企業の多くのご活用を期待いたしております