新改訂版発行(2)にあたって

 一昨年、道内では観測史上初めてとなる三つの台風が連続して上陸し、農地や主要幹線道路などに甚大な被害をもたらしました。
 今年に入りまして現在もなお、災害復旧工事が行われており多くの工事関係者が昼夜を問わずご尽力されています。
 昔から『備えあれば憂いなし』とのことわざ通り、改めて防災・減災の重要性を実感しているところです。
 さて、建設業はと言うと昨年、道内の建設業における死亡災害は前年より7人減少してはいるが、23人もの尊い命が失われました。
 今年に入っても昨年並みに推移しており今後、工事が最盛期を迎えるなか厳しい工期、そして深刻な労働者不足などを考えたとき更なる労働災害の増加が懸念されるところです。
 これらのことから店社及び工事現場での、安全衛生管理活動は今後、さらに重要性を増すものと考えられます。
 ひとたび重篤な労働災害が発生すると企業は刑事・行政責任に加え社会的責任も大きく問われることとなり企業経営にも多大な損害を被ることとなります。
 『良いものを早く作りたい』という気持ちは、建設業に携わっている誰もが思っていることで、企業経営上、必要不可欠でありその過程において守るべきルールは遵守し、安全で安心できる作業環境の形成が大切ですが労務、安全に関してはまだ多くの改善すべき問題が山積しているのが実状です。
 業界としてはこれらの問題を着実に改善することで建設業のイメージアップを図り建設業を目指す若者も含め誰もが安心して働ける環境作りが必要だと考えています。
 この度、発行した参考書式集は、平成26年度の改訂版に法改正に伴う書式の追加、変更に加え外国人の入場に対して必要な手続きなど工事現場における必要な書類等を追加しております。
 私ども労務研究会安全部会では、この安全関係書式集が少しでも作業所や店社の安全関係業務に携わる関係者にお役にたてて頂ける事を願っております。
 本書の改訂発行に当たりご指導を賜りました北海道労働局労働基準部安全課の関係各位には厚くお礼申し上げます。

 

  平成30年3月

(一社)北海道建設業協会 労務研究会

委員長  福 田 隆 二


本書式集の使用にあたって

 本書式集は北海道労務研究会が道内の企業より寄せられた資料をもとに作成しています。
 企業毎に様々な取り組みがなされていると思いますが、決してこの書式集使用にあたり書式等内容の強制をするものではございませんので、あくまでも参考資料として御使用願います。
 よろしくお願い申し上げます。

  平成30年3月

編集委員一同